住宅ローン借り換え同じ銀行の方がお得になる裏ワザな話

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住宅ローンを初めて組んで思うこと、不安との闘い

   

私が住宅ローンを組んだのは今から14年程前。当時職場は同年代の同僚が多く、30代で皆マンションを購入していた為、私もつられて購入を決めてしまった。当時は不動産購入の知識は何もなく、住宅ローンを組む金融機関も何かこだわってというよりは、安易に決めてしまったというのが正直なところだろう。実際は職場の関係で共済から900万円、組合に入っていた関係で労金から1,900万円、合計2,800万円のローンを組んだ。共済は30年、労金は35年ローンだ。正直不安な気持ちはあった。35年というと、退職後も住宅ローンを払わなくてはいけないことになる。実際は退職金で精算したりするのかもしれないが、当時の私はずっと先の心配より、目先のマンションでの生活を夢見ることの方に気持ちが行ってしまっていた。又、マンション購入の先輩達も35年ローンを組んでいた為、周りも組んでいるのだから何とかなるだろうと思っていた。ただ、当時は固定金利が当たり前のような風潮で、無知なりにもとにかく安定性を求めたと思う。職場関係でお金を借りることが一番安心だと自分なりに思っていたのだ。共済は固定金利、労金は固定と変動をミックスしたような、変動はあっても上限が決まっていて、これ以上は上がらないというものを選択していた。又、労金は給与の振込口座に使ったり、積み立て等をすることで多少金利が優遇され、当時は他の金融機関と比べると、金利等の条件は良かったと思う。しかしあれから14年。今までを振り返ると、職場関係でお金を借りたことが良い選択だったかというと首をかしげてしまう。状況はずいぶんと変わり、一般の金融機関の住宅ローン金利もかなり安いイメージを持つようになった。固定金利で住宅ローンを払い続かけることが馬鹿馬鹿しいと感じるようになってきたのだ。実際労金は変動金利に変えてしまった。もちろん安定性では劣ってしまうが、より安い金利を求めるようになってしまった。そしてここでひとつ落とし穴があったことに気がついた。35年というとてつもなく長い期間の中で、思いもよらない出来事に遭遇することもある。実際私の場合は、人間関係の過度のストレス、重い仕事の負担が原因で体を壊してしまった。悩みぬいて仕事を辞める決心をして、マンションも売却し、身軽になることにしたのだが…。ここで初めて職場でお金を借りたことを後悔した。共済は退職金が担保となっているので、退職時に住宅ローンの残金が全て退職金で精算されてしまうのだ。労金は毎月のローンさえ支払えば、マンションが売却されるまで待ってもらえるのだが、共済はそうはいかない。容赦なく退職金から差し引かれてしまうのだ。不幸中の幸いだったのが、退職金が半分程持っていかれただけで済んだことだ。それでもマンションの売却まで待ってもらえないのは、住宅ローンを組む前にわかっていたこととはいえ、痛かった。私自身の体験としては、職場で住宅ローンを組むことは、おすすめできないと感じている。住宅ローンを払い続ける間、絶対に問題なく払い続けられるのなら話は別だが、退職金が担保になっていると、いざという時にガッツリ退職金から持っていかれるのだ。マンションが売却されればその分お金は入ってくるはずだが、お金の遣り繰りに不安を覚えたことは言うまでもなかった。

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